浜松市の皆様こんにちは。カワイ不動産です。
相続とは、亡くなった人の財産およびそれに属する一切の権利・義務を一定の人が引き継ぐことです。人が亡くなれば必ず相続が発生します。
少子高齢化が進み、毎年生まれてくる子供の数より、亡くなる人の数のほうが圧倒的に多くなり、多くの家庭に相続が発生しています。
「大相続時代」と呼ばれる今、その背景には高齢化の進行とともに、団塊世代が後期高齢者となり、資産の世代間移転が一気に進む時期に入ったことがあります。
昨今の相続は、一部の富裕層だけの問題ではなく多くのご家庭にとって身近で現実的な課題となっています。制度の変化や不動産価格の上昇などにより、誰にとっても無視できない問題へと変わってきました。
相続税の納税額の上昇
被相続人の財産などを引き継ぐ相続には様々な手続きが伴いますが、その財産の金額によっては相続税がかかることにも注意が必要です。実際に相続税が課税される人は年々増えています。
相続税の基礎控除額は2015年の税制改正により引き下げられ、課税対象となる人が大きく増えました。改正前は4パーセント代だった課税割合が、今では2倍以上となっています。
直近の2023年には10人に1人の割合で課税されており、首都圏を含む東京国税局管内では6人に1人の割合となっています。
この課税の割合は、実際に相続税を納めた人の割合で、配偶者の税額軽減や特例の利用を申告することで、納税額がゼロになった人の数を含めれば実際のところ課税対象になる人はもう少し多いという現実もあるのです。
また、不動産の評価額や金融資産の増加により、実際の納税額が上昇傾向にあります。
もちろん持ち家率も高齢者ほど高いため、遺される財産も基礎控除を超えたり、高額になったりするケースが増えてきているのです。
準備不足のまま相続が発生すると、納税資金を確保するために急いで資産を売却せざるを得ないなど、家族にとって大きな負担となる可能性があるので納税資金の捻出方法も考えておきましょう。

高齢の親がいるご家庭に必要な相続の事前準備
次に、高齢の親がいるご家庭にとっては、事前の準備が非常に重要です。相続は突然発生するものであり、その時になって慌てても冷静な判断が難しくなります。
まずはご家族で財産の全体像を把握し、預貯金や不動産、保険などをリスト化しておくことが基本です。また、遺言書の作成も有効な対策の一つです。遺言があることで、相続人同志のトラブルを未然に防ぐことができます。
さらに、認知症などで判断能力が低下した場合に備えて、家族信託や任意後見制度の活用を検討することも大切です。
加えて、相続は単なるお金の問題ではなく、人間関係の問題でもあります。
兄弟姉妹間での意見の対立や、介護の負担の差などが原因で、深刻なトラブルに発展することも少なくありません。だからこそ、元気なうちから親子で話し合いの場を持ち、どのように財産を引き継ぐのか、誰が何を担うのかといった点を共有しておくことが重要です。
こうした対話は、相続を円滑に進めるだけでなく家族の絆を深めるいい機会にもなるはずです。

大相続時代においては、まだ大丈夫と先送りにすることが最大のリスクです。早めに情報を集め、専門家の助言も取り入れながら、計画的に準備を進めることが求められます。
相続は避けて通れない問題だからこそ、前向きに向き合い家族にとって最良の形を考えていくことが大切です。
本日書いた、この今できる一歩が、浜松市の皆様の将来の安心につながればいいなと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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