不動産売却

浜松市で相続が起きたらやるべき手順

今年の4月から相続した不動産の登記の義務化なども始まったので、相続に関する興味関心はどんどんと高まっているようです。相続に不動産が関係することは多くあります。身内が亡くなると、ほとんどの方に相続は関係してくるので、今回からシリーズで相続に関するテーマを取り上げていきたいと思います。浜松市の皆様が相続に直面して困らないように、相続が起きたらやるべきことを順番に解説していきますので、参考にしてください。

浜松市で相続が起きたらやるべき手順

相続の手続きは何から始めるのか

ご親族などの身内が亡くなると、すぐに必要になるのが通夜や葬儀の手配です。
悲しみもたくさんありますが、無慈悲にも次々とやらなければいけないことがでてきます。葬儀の手配をしたら、ほかの親族や関係者、知人へ連絡をすることになります。

相続の手続きでやっかいなのは、期限が決められているものが多いということです。葬儀の次にやってくる手続きは行政関係です。亡くなってから7日以内に役所へ死亡届と火葬・埋葬許可申請を提出します。浜松市の死亡届(戸籍に関する届け出)はこちらのWEBページに説明があります。各区の区民生活課か各行政センターが問い合わせの窓口になっています。

浜松市役所ホームページ 死亡届(戸籍に関する届出)
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/siminkj/sinsei/koseki/shibou.html

年金を受け取っていた場合は、公的年金の停止の手続きが必要ですが、いまはマイナンバーカードがあるので、日本年金機構に紐づいている場合は、手続きは不要になっています。健康保険や介護保険は、資格喪失届を提出します。

そのほか、保険金の請求のために加入していた保険会社への連絡、使用していたクレジットカードなどの解約、電気やガスなどのインフラ関係も解約の手続きが必要です。意外と分からなかったりするのが、会員になっているスポーツクラブやインターネット関係などのサービスです。

相続の手続きは何から始めるのか

期限に迫られる相続の様々な手続き

相続とは亡くなった方の財産を引き継ぐことを言います。引き継ぐ側の相続人が相続に関する手続きの大半をすることになります。相続の手続きは遺産分割によって進めていくので、誰が遺産を引き継ぐ相続人なのかを確定しなければいけません。遺言書があれば遺言書に沿って進めていくので、早めに遺言書の有無も確認してください。

相続人の確定は戸籍謄本などを調べて行っていくことになります。誰が相続をするのかを確認すると同時に、何を相続するのかも確認しなければいけません。相続遺産の洗い出しです。不動産や預貯金などの金融資産を引き継ぐことになりますが、すべてプラスの財産というわけにはいかず、借り入れなどのマイナスの財産がある場合もあります。

マイナスの財産が多い場合は、相続そのものを放棄することができます。ただし相続放棄には期限があるので注意が必要です。相続の開始を知ってから3か月以内に家庭裁判所で手続きをしないと相続放棄ができません。そして、4か月以内には、亡くなった方の所得の確認をして所得税の申告をしなければいけません。

そして、遺産が相続税の控除額を超えている場合は相続税の支払いが発生します。相続税の納付は、相続の開始の翌日から10か月以内と決まっています。まだまだ細かなこともありますが、流れをざっと記載しただけでこれだけのことがあります。必要な手続きをひとつずつ確認していきましょう。

期限に迫られる相続の様々な手続き

浜松市で相続した不動産でお困りの方は、ぜひカワイ不動産へご相談ください。売却の可能性や進め方など丁寧に説明しています。

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河合 秀和

河合 秀和

浜松市の不動産売買の専門家です!ぜひご相談ください。

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