不動産売却

売れる家にするリフォーム術の心得とは?

浜松市の皆様こんにちは。カワイ不動産です。

浜松市の皆様が、空き家を所有していたとしてその空き家を売ろうとなったときにリフォームをすることに決めたとします。家の購入や賃貸を考えている方にとっては空き家はある程度リフォームしてきれいにしたほうが、売却や賃貸に有利だと思いますよね。ただし、そのリフォーム内容は有利になるかどうか慎重に考えたほうが良い場合があります。
本日は空き家のリフォームについてお話します。

内装よりも水回りを優先

「空き家の中をきれいにフルリフォームすれば必ず売れる」ということは残念ながらないです。一般的に、内装は買い手が自分の好みで決めたいものです。人それぞれ好みも違いますし、それぞれの生活がありますので使いやすい仕様が違うのです。フルリフォームをするとなると、お金がかかるのはもちろん、自然と個人の趣味がリフォーム内容に反映されるものです。

空き家のリフォームを検討される際は以下の点に気を付けてみてくださいね。
① 何よりお金がかかりますので、お金のかけすぎに要注意!必ず予算を決めて、その範囲内で修繕箇所を決めること。
② 売主のフルリノベーションは危険です。きれいに直しすぎると、かえって売れなくなる可能性あり。
③ キッチン、トイレ、浴室など水回りのリフォームが優先です。
④ 耐震改修など建物を安全にするリフォームは必須です。
⑤ 内装に個人の趣味を反映させないこと。

安心安全で快適に過ごせる家を誰もが求めますので、そのための環境を整えることを第一に考えてリフォームすることが大事です。耐震改修工事や水回りのリフォームは必ず優先しましょう。これから住む人のメリットになります。

また費用のかけすぎを防止するために、予算を決めてください。古い家は販売価格が買ったときより安くなりがちのため、リフォームでかけた費用が売却代で回収できるとは限りません。マイナスにならないためにもリフォーム箇所を考えましょう。賃貸に出す場合も、家賃収入1~2年分で回収できる予算内にとどめるべきだと思います。

内装よりも水回りを優先

売れやすくなるリフォームと補助金制度

水回りのリフォームが大事というお話をしましたが、全面リフォームが困難な方もいらっしゃるかと思います。そんなときは、以下の部分を優先してみてください。
① キッチン・・・水道の流れや換気扇などに不具合があれば修繕する。
② 洗面台・・・鏡や洗面ボウルなどに汚れやひび割れがあれば、新品に交換する。
③ トイレ・・・和式であれば洋式にチェンジする。
④ 浴室・・・鏡を取り換える、カランを取り換える、シャワーホースを新しいものに変える、バスタブは余裕があれば新しいものに変える。
上記の部分を変えるだけでも売却の可能性が上がるはずです。

また、できるだけリフォーム費用を節約するためには、自治体の補助員や助成金を活用する方法があります。支援を受ける条件や支給される上限額は自治体によって異なるので、空き家がある自治体の制度を確認してみてくださいね。
こんなリフォームには助成金、補助金制度が適用される可能性が高いです。
① 耐震診断②耐震改修計画作成(緊急対応地区の場合は金額が違う可能性があり)③耐震改修工事④空き家等リフォーム補助金⑤仲介補助金⑥家財道具等運搬処分や清掃費⑦空き家の解体撤去

地方に空き家を所有されている場合の家は、都心と違って持ち家の方が多くリフォームをして中古物件にして売っても売れづらかったり、賃貸で一軒家を借りるくらいなら自分で建てたいという方が多い場合もあるので、更地にして売った方が良いパターンもございます。

売れやすくなるリフォームと補助金制度

今回のブログが、皆様のお役に立てば幸いです。

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河合 秀和

河合 秀和

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