不動産売却

空き家の市場価値を調べる方法は?

浜松市の皆様こんにちは。カワイ不動産です。
もし空き家を売るとなった場合に、空き家の市場価値がどのくらいあるのかを調べる方法について本日はお話ししてみようと思います。所有している空き家を売りたくても、その地域の住宅需要に見合っていないような価格設定をしていれば売れません。地域の状況を事前に調べて需要を見極めていくことはとても重要なのです。浜松市の皆様のご参考になれば幸いです。

売れる空き家、売れない空き家の判断ポイント

4つ質問します。

① 旧耐震基準の家で、耐震診断を受けていますか?
人口の減り方が激しい地域に所有する空き家はありますか空き家の市場価値を調べる方法は?
② ?
③ 土地の形状が「旗竿地」ではありませんか?(道路に接する細長い通路(旗竿)の先に、建物が建てられる敷地(旗)がある土地のこと)
④ 同一市区町村内の不動産取引がかなり少なくはないですか?

この4つの質問のなかに当てはまるものが1つでもあると、市場価値が低く売れにくい空き家の可能性があるかもしれません。
やはり人口が減っている地域では、仕方のないことですが住宅需要も低いのです。また、③でも記載した旗竿地は建築コストやインフラ整備コストがかかりやすい、日当たりや風通しが悪くなる場合があるなどのデメリットがあり市場価値が低くなることが多いです。

価格設定をする際は、上記4つのような判断基準があるのでそのうえで価格を考慮することが大事です。

住宅需要を調べるためにまずは、所有する空き家の市区町村のホームページで人口統計をチェックしてみてください。そして可能であれば過去15年ほどを遡ってみて人口の推移を見てみてください。15年前と比較して人口が伸びていれば、住宅需要が期待できるかもしれませんし反対に、人口が減っている地域は実家の近くに住みたい、職場が近いからなど何かしらのきっかけがないとわざわざその地域の空き家を買ってまで住もうという人は少ないはずです。

人口統計の目安としてはマイナス10パーセントを超えるような大幅な減少がある地域では、なかなか買い手がつきづらいのが現状です。格安でも売れたらラッキーくらいの気持ちでいたほうが良いかもしれません。

売れる空き家、売れない空き家の判断ポイント

売買需要を調べるには?

国土交通省の「不動産取引検索サイト」:https://www.reinfolib.mlit.go.jp/
不動産取引検索サイトでは、全国の実際に売買取引された件数を調べることができます。
① 取引時期を過去2年間を含むように選択する
② 宅地、中古マンションなど売りたい不動産の種類を選択する
③ 物件所在地を市区町村まで入力して検索する

この方法で検索すると過去2年間の売買取引を閲覧することができます。そして、この2年間での取引が極端に少ないとなると、中古住宅の需要があまりない・・・ということになります。空き家を所有する地域の現況を知るためにも、この方法でしたらご自身で簡単に調べることができますのでやってみてもいいかもしれません。

空き家の地域について自分で調べて知ると、所有する空き家を早めに売りたい・貸したいとなるのではないでしょうか。
ポイントとなることをお伝えしますね。前回のブログでも記載のある、もし土地と古家ごと売ることを検討している場合。古家が旧耐震基準で建てられたものである場合には、耐震診断を行って安全性は必ずチェックしてください。売却や賃貸をする場合に、重要事項説明書にて必ず買主や借主に説明をする必要がございます。また、住まいの機能を評価する「性能評価制度」の検査や評価を受けて、安全性を証明することも購入や賃貸をしてもらうポイントになります。

売買需要を調べるには?

売りたい、貸したいと考えている浜松市の方がいらっしゃいましたらまずは現況を調べるところから始めることをおすすめします!
また次回のブログも読んでいただけると幸いです。
不動産の困りごとがございましたら、いつでもカワイ不動産にご相談ください。

カワイ不動産有限会社電話番号

河合 秀和

河合 秀和

浜松市の不動産売買の専門家です!ぜひご相談ください。

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