浜松市の皆様こんにちは。カワイ不動産です。
浜松市の皆様が、所有している空き家を売ろうとなったときに何から始めれば良いのか分からないかたも多いかもしれません。売却の手順をご説明しようと思います。
まずは準備から
まず空き家を売ると一言で言っても、親から相続した家であればたくさんの家財道具がそのまま家に置いた状態になっている方も少なくないのではないでしょうか。その場合は、まず家の片づけから始めましょう。家族で住んでいた家というのはとにかく物が多いものです。一人で全てを片付けしようとせず、兄弟姉妹、家族、親戚などの手を借りて作業するのがいいでしょう。
また、不動産の権利書等貴重品があったら必ずまとめておくようにしましょう。家財道具は大小様々で多くの種類がありますので、地域のルールにしたがって家電や粗大ごみを処分し、まだ使えそうなものがあればリサイクルや買い取りショップを活用してみてください。また遺品整理士といって、遺品整理を専門に行うプロフェッショナルの方もいます。遺族に代わって故人の遺品を整理・処分する仕事遺品整理士に依頼する方法です。やはり遺族の方は思い出もあり、遺品整理がつらく感じる方も多いはずです。一つの方法として検討してみるのも良いかもしれません。
家財道具の片づけと同時に、下準備として
□土地・建物の所有者の確認 □土地・建物についている権利の確認 □土地の面積の確認 □建物の構造の確認 などを登記事項証明書で必ず確認しましょう。登記事項証明書は法務局で取れます。最近は法務局に行かなくてもオンラインで取得することもできます。
また、事前に市場調査をしておくのもいいと思います。
これが終わってからようやくスタートです。

下準備のあとはいよいよ売却活動
上記の下準備が終わったら、仲介を依頼する不動産業者の選定をしてください。任せたいと思える業者に出会ったら、立地やメンテンナンス状況、築年数など、家の市場価値を精査して空き家を売る戦略を立てていきます。状態によっては売るためにリフォームや耐震改修が必要なこともあります。
ここまでに数カ月かかる場合もありますよね。またここから、売り出して、契約が決まり、買主に引き渡すまでに時間がかかるものです。
売れるまでの期間が長くなると、そのぶん空き家の劣化がどんどん進んでいってしまいます。
売り出しの価格を高くしたい気持ちはもちろん分かるのですが、条件や金額にこだわっていると売れにくくなるため、親が購入したときの価格や希望価格などにこだわらず金額が安くても、この空き家を買いたい!と買主があらわれたら運がいいなという考えで臨むのがいいかもしれませんね。
売却をするということは、売ったあとにお金を取得できるだけではありません。「売る」ためにかかる費用もあります。
□登記費用(抵当権抹消手続きなど) □仲介手数料(売買価格×3%+6万円+税) □税金(所得税、住民税、収入印紙代など) □リフォーム費用 □家財道具の片づけ費用
など予想以上に費用がかかってびっくりすることもありますが、補助金制度や税金を安くする制度など、適用ができる制度は利用して経費を抑えられるところは抑えていきましょう。制度の内容は自治体によって変わります。

浜松市の皆様で売却するかどうか迷っている方がいらっしゃいましたらカワイ不動産までご相談くださいね。
また次回のブログも読んでいただけると幸いです。
不動産の困りごとがございましたら、いつでもカワイ不動産にご相談ください。
