浜松市の皆様こんにちは。カワイ不動産です。
本日は浜松市の皆様のなかで空き家を所有しているけど、今後空き家をどう売っていこうか検討されている方に様々な売り方のパターンがございますので、この件についてお話をしていこうと思います。
空き家の売り方
自身が所有している空き家を今後誰も使う予定がない場合は、空き家を早めに売っていくという選択が最善の方法といえます。なぜなら一日経つごとに物件の経年劣化は進んでいき、今後払っていくコストが高くなるからです。
空き家の売り方は、空き家の状態(物件がきれいかどうか、設備が備わっているかなど…)で向いている売り方が変わります。
ざっくり分けると以下の4つです。
① そのまま売る場合
一つ目は、空き家ごとそのまま売却する方法です。普通の家として、そのまま使用できる場合はこの方法が一番コストも手間もかからないです。築20年以内で比較的築年数も浅く、屋根や外壁、水回りなどのリフォーム歴もあり、メンテナンスが行き届いた家はそのまま売れる可能性が高いです。しかし、日本では中古物件より新築が好まれる傾向にあります。やはり相場はかなり安くなることは覚悟しておいたほうが良いと思います。
② リフォームして売る場合
ちょっと古いけどある程度リフォームすれば使える空き家はこの方法がおすすめです。築20年以上経っていて、あちこちに劣化が見られる老朽化が進んでしまった物件は、そのままで売れる見込みはほぼないに等しいです。特に、旧耐震基準で建てられた家は安全性に不安があります。(1981年6月より前に建てられた家)。最近は全国各地で大きな地震が起きているので買い手の方が「この家は地震に強いかどうか」を検討するのは購入において大前提のお話になっています。この場合は工事に多額の費用がかかるケースもあるので要注意です。
③ 古家付き土地として売る場合
一方、構造が立派な古民家は築年数が築25年以上とかなり古くても、そのまま買ってもらえるパターンもあるのです。内装を自由にリノベーションをして自分好みの家に変えていきたい方や、カフェやショップなどとして古民家を再生していきたい場合です。今は、古民家に入る機会も少ないので逆に若い方には新鮮な場合もあります。都会に住んでいる方が地方に移住することも流行っていますしね。そういう方々には、古家付き土地は求められている空き家になります。
④ 更地にして売る場合
古くなった空き家を解体して、更地にして売るパターンです。古家付きで買い手がなかなか付かなかったり、シロアリの繁殖や腐敗が進み解体以外の選択肢がない場合は更地にしたほうが良いです。
また、新築ニーズが高い地域では土地を探している方も多いので、土地だけにしたほうが売れることも多いです。
家以外でも、駐車場・倉庫・太陽光パネルの設置場所など用途が広がるため、買い手にメリットが増えます。
更地にする場合は要注意
更地にするにはまず解体費用がかかります。それだけでなく、もしも売れずに年を越してしまった場合は税負担が重く科されます。
固定資産税は毎年1月1日付で評価されますが、解体した年に売れずにいると新年は住宅用地だけでなく更地評価でも課税されるため、固定資産税が3~4倍となってしまうのです。
よく検討してから更地にすることを決めてくださいね。
自分の所有する空き家をどのパターンで売っていけばいいのか分からず放置してしまっていたり、迷っている方がいらっしゃいましたらカワイ不動産までご相談くださいね。
また次回のブログも読んでいただけると幸いです。
不動産の困りごとがございましたら、いつでもカワイ不動産にご相談ください。